eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
どのくらい自由にものを言い合えていますか?
2024年08月09日
日本アカデミー賞を受賞した『たそがれ清兵衛』という映画の中で、妹が義理の姉に質問をするシーンがあります。そこで姉は言います。
「あんた、妹が姉に向かって質問なんてしていいと思っているの?」
既成の関係の中では、対等に、自由に、話したり質問したりすることは許されません。
だからこそよけいに、自由な「対話」を通して創り上げられる「関係」には価値があると思えます。
心理学者のアドラーは「人が仕事で失敗するのは、仕事に対する知識や経験が足りないからではない。そこに人間関係が築けないからだ」と言っています。
コーチとして人と関わるときの一番の醍醐味は、「自由な対話」を体験することにあります。コーチも自由にものを言い、クライアントも自由にものを言う。
そして、お互いの意見が食い違っても、相手の考えや思いを聞くことができ、そして相手を理解できるとき、人として少し成長できているような気もちになります。
(以上、Coach's view『関係を創る』より抜粋編集)
今、自由な対話へと最もシフトしたい相手は?
この記事を周りの方へシェアしませんか?
※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。