eコーチング

eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。


自分の中の「正直」な声にどのくらい耳を傾けていますか?

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「リーダーは強くあるべきだ」と思っているリーダーは、知らず知らずのうちに、自身の内側に生じる「不安」や「寂しさ」などを否定するようになります。なぜなら、そうした感情は、ある種「弱さ」につながると感じるからです。そしてその種の感情を感じても、なかったものとしてふるまったり、その感情を感じることを自分に許さなくなったりします。

コロンビア大学の非常勤教授のマティアス・ビルク氏は、「自分の感情に向き合おうとしない姿勢は、その人自身の健康と幸福に悪影響を及ぼすだけではない。人間関係にもダメージを与える」と説きます(※)。

感情とは、「今の自分の生命の状態を知る鑑」のようなものです。だからこそ、感情と向き合わないことは、自分自身、さらには周囲との関係性にも何かしらの歪みを起こしてしまうのでしょう。

自らの「あるがまま」の感情に向き合うことが、他者との関係を豊かにする可能性があるとしたら、時には勇気をもってプライドを脇におき、自分の内側の声に「正直」に耳を傾けてみることが必要なのかもしれません。そこにはきっと、部下や同僚を含む他者との関係性、そして、自身との新たな関係性が見つかるはずです。
※マティス・ビルク(著)「今こそマインドフルネスを実践する好機である」 ハーバード・ビジネス・レビュー、2021年3月25日

(以上、Coach's view『「正直さ」というリーダーシップ』より抜粋編集)

最近、どんな感情を味わっていますか?


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