マネジメントに使えるコーチング

マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!


絵で学ぶ3分間コーチ(7) 完了が次の行動を生む

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マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。

未完了なことを減らすだけで、エネルギーは上がる
イラストレーション 谷山彩子

仕事の終了時には必ずエバリュエーションをして、「未完了」を残さないようにします。できたこと、できなかったこと、うまくいったこと、いかなかったこと、すべて、事実は事実として認める。そして、次の仕事に生かせるものは何であるかを整理します。

要するに、未来に持っていくものと、持っていかないものを分けるのです。

エネルギーレベルを上げるためのコーチングを行って、意識的に完了させます。そして、次に向けて〈ビジョン・メイキング〉をします。

したがって、ここでのコーチングのテーマは次の2つです。

■エバリュエーション

■新しい目標の設定

 ー次の仕事にはどんなイメージを持っている?
 ー次の仕事のポイントは何?
 ー何から手をつける?

完了とビジョン・メイキングをセットで行うことで、コーチングの効果が上がります。

(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)

3分間コーチ
ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術

著者:伊藤 守
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン


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