データは語る

コーチング研究所によるさまざまな調査の結果や、データの分析結果をご紹介します。


部署異動をした人の50%は、成果を出せていない

仕事上の役割の変化についてのアンケート調査
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1. 調査の主旨と概要

1.1. 調査の主旨

本調査結果レポートは「仕事上の役割の変化についてのアンケート調査」をまとめたものです。本調査では、企業等で働く人を対象に、仕事上の役割の変化と成果を出すまでの期間について調査しました。

1.2. アンケート調査概要

調査対象:コーチ・エィ発行メールマガジン「WEEKLY GLOBAL COACH」の読者
実施期間:2018年3月28日~2018年4月18日
実施方法:メールマガジンに記載されたURLにアクセスして回答
調査言語:日本語
調査機関:株式会社コーチ・エィ コーチング研究所

1.3. アンケートの回答状況

回答数:259件  無効回答数:23件  有効回答数:236件

1.4. アンケート調査の質問内容

2年以内に、仕事上で役割の変化があった方にお聞きします。

問1. あなたがこの2年間で体験した「仕事上での役割の変化」で、あなた自身に一番大きな影響があったものを一つお選びください。

□昇進・昇格 □降格 □部署異動 □責任範囲の拡大や業務役割の変更(役職変更・異動なし)

□勤務地の変更 □転職 □その他(   )

問2. 問1で選択した変化が起こってから、どれくらい経っていますか。

□3ヵ月未満 □3ヵ月未満 □3ヵ月~半年以内 □半年~1年以内 □1年半以上

問3. あなたは、その役割に対し、どれくらい成果を出せる状態になっていますか。

□十分に出せている □出せている □あまり出せていない □ほとんど出せていない

問4. あなたはこの1年でコーチングを受けていますか。

□受けている □受けていない

問5. 【4で受けていると答えた方のみ】コーチングを受けたことによって、成果を出すまでの期間が短くなったと感じますか。

□短くなったと思う □短くなったと思わない

上記を選択した理由(                                ) 
※任意・自由回答

2. 回答者の属性分布(n=236) ※注1

3. 質問別集計結果 ※注1

問1. あなたがこの2年間で体験した「仕事上での役割の変化」で、あなた自身に一番大きな影響があったものを一つお選びください。

図1. 全体と役職別の回答分布

全体で、最も多い変化は、「責任範囲の拡大や業務役割の変更(役職変更・異動なし)」で30%を占めた。役職別では、全体と傾向が異なる。

問2. 問1で選択した変化が起こってから、どれくらい経っていますか。

図2. 全体と仕事上での役割の変化内容別にみた回答分布

全体で、最も多い時期は、「1年半以上」で30%を占めた。変化の内容別では、全体と傾向が異なる。

問3. あなたは、その役割に対しどれくらい成果を出せる状態になっていますか。

図3. 全体と仕事上での役割の変化内容別にみた回答分布

全体の回答では、59%がポジティブ回答(出せている・十分に出せているを選択)、41%がネガティブ回答(あまり出せていない、ほとんど出せていない)であった。変化の内容別にみると、「部署異動」以外は、ポジティブ回答がネガティブ回答を上回る結果となっている。

問4. あなたはこの1年でコーチングを受けていますか。

図4. 全体の回答分布

この1年でコーチングを受けている人は、全体の15%であった。

問5. 【問4で受けていると答えた方のみ】コーチングを受けたことによって、成果を出すまでの期間が短くなったと感じますか。

図5. 全体と仕事上での役割の変化内容別にみた回答分布

コーチングを受けている人のうち、66%が、成果を出すまでの期間が「短くなったと思う」と答えた。変化の内容別にみると、「責任範囲の拡大や業務役割の変更」「その他」以外で、過半数が「短くなったと思う」と答えている。

「短くなったと思う」と回答した人の理由  ※注2

  • 必要なことが明確になり、悩まず目的達成に向け動けるため。
  • コーチングによって、精神的な安定を得ています。コーチングを受けていなかったら、成果を出すどころか、メンタルで仕事に行けなくなっていたかもしれません。守秘義務があるので安心して話すことができます。結果的に、成果を出すこともできるようになっていると思います。コーチにたくさん謝礼を払えるようになることを励みにしてもいます。感謝しています。
  • 気づきや視点の提供が増えたため
  • コーチとのセッションにより気づきが生まれ、次のアクションプランが明確になり行動に結びついているから。
  • パフォーマンスを向上するための障害となっている自己の「拘り」に気づくことができ、行動に注意するようになったため。 なお、コーチングはPsychometricsテスト(Hogan)の結果を基づくものであった。
  • 現場のスタッフの意見・提案が受けやすくなり、対応が早くなった。
  • 問題、課題は、自分にない視点からの気づきによって、より早く解決できると感じている。 自分だけの視点で考えるよりもコーチングによって得られる気づきは多い。
  • 自分自身の振り返りを毎回のコーチングで認識することによって、目標の進行具合や新しい取り組みへの意識転換ができている。
  • コーチングを受けたことによって、仕事に対する姿勢、考え方が変わった。 しかしながら、コーチングスキルが十分に発揮できていない感じもする。それはコーチングスキルが身についていないことなのかもしれない。
  • コーチと話すことで次のアクションに進もうとする力をもらえるので。
  • 自分だけで考えていると、考える時間もまちまちだし、途中で思考が中段する事が多い。コーチングを受けて適切な質問をもらい考えている時は、そのことに集中していて思考が中段することが少ない。集中して考える事で、早く答えやヒントを導きだすことができるため。
  • 新天地で相談相手も居ない状況で、自分を鼓舞することが出来たと思う
  • 何ができていて何ができていないかがわかるのでやるべき事がわかるから。
  • 判断根拠、要素が増えたため
  • エネルギーが無駄な方向に働かなくなった。
  • シンプルに物事を考え実践しているので。
  • 「自分ができる事とできない事」 「自分がやりたい事とやりたくない事、やりたくなくてもやらなくてはいけない事」 などの整理がついてきた

「短くなったと思わない」と回答した人の理由 ※注2

  • コーチングの有無に関わらず、変化点の状況がどうなっているのかヒヤリングし、話し合って次の行動を決めた。総合的に考えると、社内コーチはしているので、取り組みはコーチングを生かしたものになっているかもしれませんね。
  • 成果が見えにくい
  • 成果につながるのかもしれないが、考える時間をたくさん作れていると思う。成果に直結する自信を得るところまで来ていない。
  • 今はフィードバックをいただいて、課題に対して行動を起こしているところです。成果を早く出せるように努力しています。
  • 期間は短くなったと思うが、コーチングだけが理由ではないと考える。
  • まだ、コーチングを受けて初期の段階であるため、これから成果があると思う
  • 部署の異動もあり、現部署においてコーチング型マネージメントを実践できていない。また、部下側もこのマネージメント方式に対し戸惑っているように感じている。
  • コーチングのステークホルダーとして受けており、はじめて間もないため。

以上

※注1 小数点第一位を四捨五入して算出しているため、合計数値が100%にならない場合があります。
※注2 本アンケートは、回答者に「コーチングを受けているか」のみを聞いているものであり、回答者が受けているコーチングが「コーチ・エィが提供するコーチングサービス」ではない可能性があります。


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