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2021年05月21日
コミュニケーションを交わしている二人は、二人とも同じ現実を見ています。しかし、両者は同じ現実を、違う視点で見ているのです。
ひとつの現実に対していくつも視点があります。しかし人間はいちどにひとつの次元でしか見ることができません。
また、他の視点もあるという可能性については、ほとんど気がついていません。
私たちは、この一連のプロセスに気がつかないまま、違う評価や、答えが出ることに戸惑い、そこに対立が起こります。
私たちは常にこのような状況におかれています。ゆえに、このような状況でコミュニケーションを成立させるためには、相手に見えているもの、聞こえていることはなにか、それについて聞かなかればなりません。また、なぜそれが見えて、聞こえるのかも、知らなければいけません。
最初に、おたがいの視点の違い、解釈の違いを明らかにすることこそ、コミュニケーションの第一目的なのです。
(『「小さなチームは組織を変える―ネイティブ・コーチ10の法則」』伊藤守著より抜粋編集)
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