マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!
3分間コーチ エッセンシャル(9) 順調にいっている場合も
2018年10月04日
マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。
たいていの問題は、
アウトプットするだけで解決する
仕事が予定どおり順調に進んでいる場合も、以後の進行を速やかにするためには、つねに、現状を客観的に把握するためのフィードバックが必要です。
- 今、自分がどこにいて、どこに向かっているのか?
- チームワークはどうか?
- 全体のモチベーションはどうか?
- 自分の考えていることとチーム全体の考えていることは合っているのか?
- 自分のとっている行動や態度はチーム全体にどのような影響を与えているのか?
自分ではうまくいっているつもりだが、果たして、まわりにはどのように見えているのか。そのことについてのフィードバックはだれでもほしいものです。
状況はつねに変化しているものの、その変化のすべてを自分の感覚で察知することはできないからです。
先にも述べたように、だれしも、意識しているいないにかかわらず、自分以外の視点を求めているものなのです。
(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)
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