eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
うまくいっている部下にはどのように関わりますか?
2017年02月28日
仕事が予定通り順調に進んでいる場合でも、以後の進行を速やかにするためには、つねに、現状を客観的に把握するためのフィードバックが必要です。
・ 今、自分がどこにいて、どこに向かっているのか?
・ チームワークの状態はどうか?
・ 全体のモチベーションはどうか?
・ 自分の考えていることとチーム全体の考えていることは合っているか?
・ 自分のとっている行動や態度はチーム全体にどのような影響を与えているか?
自分ではうまくいっているように感じていても、必ずしもそうではないこともあります。果たして、まわりからはどのように見えているのか。こうしたポイントについて、周囲からのフィードバックは、役に立ちます。
状況はつねに変化しているものの、その変化の全てを自分の感覚で察知することはできません。ですから、意識しているいないにかかわらず、誰しも自分以外の視点を求めているものです。
また、仕事の終了時には、必ずエバリュエーションして、「未完了感」を残さないようにします。ついつい、新しく取り組むことばかりに目が向きますが、一つひとつをちゃんと終わらせれば、確実にエネルギーは上がります。
できたこと、できなかったこと、うまくいったこと、いかなかったこと、全て事実として認める。そして、次の仕事に生かせるものは何であるのかを整理します。要するに、未来にもっていくものと、もっていかないものを分けるわけです。
「完了とビジョン・メイキングをセットで行うことで、コーチングの効果が上がります。」
『 3分間コーチ 』(伊藤守著)より抜粋編集
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