eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
あなたは、何のために質問をしていますか?
2016年07月14日
私たちは多くの場合、「自分の知りたい情報を手に入れるため」に質問をしています。
たとえば、
・部下に仕事の進捗具合を質問する
・顧客に要望について質問する
・上司に確認のための質問をする
これらはどれも、「聞き手」が「知らない」、もしくは「知りたいこと」を聞くことが目的です。
もちろん、これも質問の重要な役割の1つですが、質問にはもっと可能性があります。
たとえば、相手の能力や可能性を引き出すのがうまい、コーチ力に優れたリーダーは、「相手」に「考えさせるため」の質問をします。
そうした質問は、本人さえ気づいていない、その人の中に眠っている可能性や価値ある情報を引き出し、自発的な行動を引き出します。
そのような質問を、豊富に、そして適切につくるには、さまざまなスキルを身につける必要があります。
しかし、最初の一歩は、
「何のために、誰のために、質問をするのか」、
を意識すること。
それを意識するだけで、まず聞き方が変わり、浮かぶ質問も変わってきます。
「相手の成長や成功のため」という目的を意識して、相手の話をよく聞くことから始めてみましょう。
この記事を周りの方へシェアしませんか?
※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。