eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
部下を叱るとき、その先にある目的は何ですか?
2016年08月10日
「どうしてこんなことになったんだ?」
「なぜもっと早く相談しなかったんだ?」
部下の失敗を聞いたときに上司が発しがちなコメントです。
さて、そもそも上司は、どのような意図があって部下を叱るのでしょう?
「部下に失敗を繰り返させないため」と答える人が多いかもしれません。
叱ることで、その目的は達成できているでしょうか。
叱り方を間違うと、部下から出てくるのは言い訳や謝罪ばかりで
会話が発展しないといったことが、往々にして起こります。
失敗したときこそ、相手に学習させる質問が有効です。
「今すぐすべきことは何か?」
「同じ間違いを起さないために、今後どのようなリスクマネジメントができるか?」
「今回の事態は、どのように回避できた可能性があるか?」
叱る、という姿勢で部下と真正面から向き合うのではなく、
部下の側に立って「一緒に」事態について考える。
それが未来に投資するリーダーの選択といえるかもしれません。
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