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決まったことが実行されないのは、なぜだと思いますか?
2017年01月30日
すばらしいアイデアを思いつき、綿密なプランをつくったからといって、それがそのまま実行されるわけではありません。
「アイデアやプラン」と「実行すること」の間には、大きな溝があります。そして、そのことは、個人についても組織においても、大きな課題のひとつです。
では、どうするか?
その答えが「コミュニケーション」です。
コミュニケーションこそが、アイデアやプランと、実行との間の溝に橋をかけます。アイデアやプランを実行に移すためには、相応の量と質のコミュニケーションが必要なのです。
ある運輸業のマネージャーは、自分の上司によく言われたことを思い出すそうです。
「もし、お前に言われたとおり部下が動くのなら、お前はいらない」
上司には、そのアイデアやプランを翻訳して部下に伝え、部下の行動に結びつけ、行動を修正し、目標に向かわせ続ける能力が求められます。
すばらしい計画を立てれば、実行されるのがあたりまえなのでしょうか。
部下が「イエス」と言えば、次の瞬間から行動が起こるものなのでしょうか。
会議室で問題を解決すれば、それで本当に問題は解決するのでしょうか。
仕事の開始時、途中、終了時、あらゆる場面で、コミュニケーションが必要です。
とはいえ、、わざわざアポをとったり場所をとったりする必要がありません。廊下で立ったままでも、相手のデスクの横でも、時には電話でもいいでしょう。
むしろ、仕事の動きを止めずに、業務の流れの中で、たとえば「3分」話す。話し込むには十分ではないかもしれませんが、続きはまた次の3分で話せばいいのです。
「たいていの問題は、アウトプットするだけで解決する」
『 3分間コーチ 』(伊藤守著)より抜粋編集
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