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ビジョンについて、どのくらいの頻度で話していますか?
2017年02月09日
人は、意識するしないにかかわらず、未来にビジョンを描き、それに従って行動しています。
ビジョンには、仕事におけるビジョンもあれば、個人としてのビジョンもあります。
そうしたビジョンを、どの程度鮮明にもてているかは、人によって異なりますし、同じ人でも、そのときどきで違います。
ただひとつ、はっきり言えることは、ビジョンがはっきりしているときほど、動きやすいということです。モチベーションやパフォーマンスが落ちているときというのは、ビジョンがなかったり、不透明だったり、混乱しているときなのです。
ですから、部下ビジョンを(そして、自分のビジョンも)つねに明確にしておくことは、リーダーにとって重要なミッションとなります。
では、この『ビジョン・メイキング』はどのように行うのでしょうか。
結論から言うと、ビジョンというのは、たった一人で目を閉じれば、そこに浮かんでくるようなものではありません。それは、会話を通じ、問いかけを通じ、さまざまな可能性を思い描く過程で鮮明になっていくものです。
「ほかの選択肢は?」
「ほかの人の考えは聞いてみましたか?」
「3年後から今の自分を見ると何が見える?」
こうしたプロセスを継続的にやっていくことで、ビジョンが実現する確率は格段にアップします。
いったん鮮明に絵が描けたからといって、それでおしまいにしてはいけません。
なぜなら、ビジョンは記憶できないのです。放っておくと、すぐ不鮮明になってしまいます。
「ビジョンは、つねにそれについて語り続けていないと、すぐ見えなくなる」
『 3分間コーチ 』(伊藤守著)より抜粋編集
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