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「部下とのコミュニケーションが機能しているかどうか」をどうやって測っていますか?
2018年11月26日
コーチング型マネージャーが部下と話す目的は、部下が自分から行動を起こし、状況に合わせて行動を変えられるようにすることにあります。
ときに、話し合っただけで行動したような気になったり、議論した時点で問題が解決したと錯覚することがありますが、実際に行動を起こさなかったり、行動を変えないときは、コミュニケーションが機能していないときです。
コミュニケーションが機能しているかどうかは、行動によって測ります。
一般に、上司は部下を前にすると、自分の考えを話すことに終始します。それに対して、コーチング型マネージャーは部下に「質問」をします。
「それを実現するために、いちばん最初にやれることはなんだろう?」
「想定できる障害にはなにが考えられる?」
「このことについて、誰がいちばんよく知っていると思う?」
コーチング型マネージャーは質問を通して、部下に考えさせ、アイディアを創出させます。同時に、そのアイディアを実現するための「質問」を連続してすることで、アイディアを行動に移す一連のプロセスを部下に学習させます。
そうすることで、自分で考え、選び、自ら行動を起こすことのできる自律性のある部下の育成を実現しています。
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