eコーチング

eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。


自分からはあまり話さない部下とどう関わっていますか?

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誰でも頭の中では、話したほうがいい、話したいと思っています。
しかし、いざその場になると身体がついていきません。

ネイティブコーチは、黙ってしまう部下が自分から話すようになるために、単に言葉を介したコミュニケーションで解決しようとするのではなく、彼らが、自分から動けるように関わります。

あるガソリンスタンドの店長である、ネイティブコーチの例です。

彼は部下をよく観察していて、スタンドの仕事の中で、とくに洗車を丁寧にやっているのを見つけ、こう声をかけました。

「洗車うまいね」
「そうですか」
「これから、洗車をもっと頼みたいな」
「はい」

彼は洗車からスタートして、ガソリンスタンドのあらゆる仕事をこなすようになったそうです。

ネイティブコーチは、部下の「行動」に価値をおいています。

実際に何をしているか、どんな行動をとっているか、それを丹念に観察し、評価します。

そして、部下の行動や行動の変化を見逃さず、アクノレッジしています。部下はそれを機会にコミュニケーションをする動機を、自分の内側に感じるようになります。

自分からコミュニケーションをはじめる気になれば、提案や情報はしだいに出てくるようになります。

そして、コミュニケーションを自分からはじめられるという意識を持てるようになると、それは自信につながります。

「小さなチームは組織を変える」より抜粋編集


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