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部下が失敗したとき、あなたと部下はどのくらいうまく連携していますか?
2020年07月31日
部下が失敗したときは、どうしたらいいでしょうか?
まず、最初に失敗を犯した部下本人が、解決策を知る必要があります。
そのためには、部下から、問題の報告を速やかに受けなければなりません。
速やかな報告を受けるためには、ふだんから、失敗しても安心して部下が報告できる関係を築いておかなければなりません。
そして、報告があったら、マネジャーは、原因究明よりも問題解決を先に扱います。
後ろを振り返るより、前を見るのです。
なによりも、その部下が解決策を見出せるようにコーチすることです。
次に、原因を分析します。失敗をいい加減に扱ってはいけません。
その部下が間違ったことを言ったら、タイミングよくフィードバックします。
そのときに個人を攻撃してはいけません。
目的は、その部下が問題を理解し、自信を取り戻すことができるようにすること。
そして、同じことを繰り返さないように、問題点をはっきりさせることです。
その失敗を通して部下自身が間違いを探し、次からは失敗を予期できるようにすることが一番です。
それを実現するためにも、失敗を酷評するのではなく、失敗に対応する部下の自発的で機敏で賢い行動をアクノレッジすることです。
「小さなチームは組織を変える」より抜粋編集
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