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その質問の目的は?
2020年08月07日
コーチがクライアント(コーチングを受ける人)に質問をする目的の一つは、クライアントが、自分の「前提」となる考え方や、物事の解釈を問い直す機会をつくることです。
そうであれば、一歩下がって、コーチも自分を「検証する」ための「スペース」を創り出したいものです。
クライアントに向けて質問をするとき、自分に向けても問いかける。
「誰のための質問か?」
「何を目的とした質問か?」
「質問をする、その目的は何か?」
質問は、コーチから一方的にクライアントに向けられるものではなく、クライアントとコーチの間におかれるものです。そこでは、たった一つの正しい答えが求められることはありません。
コーチングにおける「質問」の目的は、クライアントから正解を引き出すことではありません。「質問」に「答える」過程で、お互いのあいだに新しい意味や理解を創造することにあります。
そのプロセスは「探索的」なものです。決して、直線的に答えに行き着くわけではありません。
視点を変えたり、時間軸を変えたり、さまざまな考えを巡らせるそのプロセスを、「問い」は求めています。
Coach's VIEW
「『問い』は、新しい意味を創造する」より
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