コミュニケーションに違和感を感じたとき。どうしていますか？

自分が誰かとコミュニケーションを交わしているところを、ちょっと想像してみてください。

コミュニケーションを離れて観察してみる感じはどうですか？
どんなことに気づきますか？

不安や懸念を抱えたままコミュニケーションを続けるのは、大変なエネルギーロスです。ですから、ちょっと離れたところからコミュニケーションを見て、気づいたことを相手に伝え、そしてその伝えたことに対して相手がどう思っているかをきいてみる。

「おたがい、すごく遠慮して話している気がするんだけど、どう思う？」
「僕のほうから一方的に話していて、ちょっと君を萎縮させていないか不安なんだけど、どう感じてる？」

そうすることによって、交わされるコミュニケーションを仕切り直すことができます。内側の重さを解消し、コミュニケーションの軽さを取り戻すことができます。

うまくいっているコミュニケーションでも同じようにすれば、さらにエネルギーを加えることになるでしょう。

『新 コーチングが人を活かす』（鈴木義幸著）より抜粋編集