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"なぜ"をどのくらい説明していますか?
2021年10月08日
「今日の一針は明日の九針を省く」
今日一針縫っておけば、明日九針縫う必要はない、という意味のことわざです。
今や、部活でも、職場でも、指導者はこの言葉を胸に留めておく必要があるでしょう。「ルールだから」「自分のときはそうだったから」「そういうものだから」では、もはやなかなか通じないのです。
しかし、だからといって、すべてを懇切丁寧に説明してしまったのでは、相手は納得したことしかやらないというメンタリティを持ってしまいます。世の中はどこか不条理なものであり、時に "なぜ?" というものを引き受ける強さも必要です。
説明しすぎてもだめ、不条理ばかりではだめ。
この両者のバランスをいかにとるか、それがコーチの腕の見せどころなのかもしれません。
『新 コーチングが人を活かす』(鈴木義幸著)より抜粋編集
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