eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
効果的に質問するために、どんなことを心がけていますか?
2021年10月22日
コーチングは "なぜ" のかわりに "なに" を使うことを提案しています。それは "なに" を使った質問のほうが、内側にあるものの発見に至りやすいからです。
"なぜ" といわれると、現実を客観的にとらえてその理由をあげるというよりは、とりあえずそれ以上攻撃されないように防御壁を築きたくなります。
子どもの頃から "なぜ" ときかれるのはほとんどが、悪いことをしたときです。よいことをしたときに誰も "なぜ" とはいいません。だから "なぜ" という言葉をきくと、責められることを想定して防御形態に入るのです。
だからコーチングでは「なぜ目標達成しなかったんですか?」ではなく「なにが具体的に目標達成の障害になったんですか?」とききます。
すると相手は客観的に目標への障害をあげることが可能になるのです。
『新 コーチングが人を活かす』(鈴木義幸著)より抜粋編集
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