eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
魅力的な未来と現状の課題、話す割合は?
2021年10月29日
管理職の方の多くは、目先のゴールに早く部下が到達してほしいと願うがために、彼らの中に魅力な未来のイメージを刻むよりは、つい現状でなにがうまくいっていないのかを探り、それを指摘することに意識がいきがちです。
それは、山の頂上から見える眺めの素晴らしさをまったく想像できない人に、
「とにかく登れ!」「歩き方が違う!」「もっと腕を振って!」
などというようなものです。
雄大な景色が待っていると思えば、自らの意思で歩を踏み出せます。
ぜひ部下にきいてみてください。
将来どんなふうになりたいのか。そのとき、周りにはなにが見えるのか。
どんな音がきこえるのか。
理想的な未来の、具体的で鮮烈なイメージが持てるなら、人は自ら未来に向かうことができるようになります。
『新 コーチングが人を活かす』(鈴木義幸著)より抜粋編集
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