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提案のつもりが、「命令」や「おせっかい」になっていませんか?
2022年01月07日
本来、提案は "イエスというか" "ノーというか" の選択を、相手に完全にゆだねてはじめて成立するものです。ところが会社でも学校でも、上位にいる人が下にいる人に向かって、本当の意味での提案をする姿はあまり見かけません。
「プレゼンの資料に市場動向レポートも入れたらどうだ」
「もう少し英語に力を入れたほうがいいんじゃないか」
形態は "提案" ですが、ほとんど "命令" だったり "おせっかい" だったりします。
命令やおせっかいは、どうしても "やらされている" というところに相手を導いてしまいます。
「イエスでも、ノーでもい、判断はおまえに任せた」というトーンで語られたとき、相手はその問いかけを "提案" としてうけ入れることができます。
『新 コーチングが人を活かす』(鈴木義幸著)より抜粋編集
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