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出会った相手に、どんな一言を投げかけていますか?
2022年01月28日
コーチはクライアントから電話がかかってきたとき、最上の声とトーンとボリュームで、たとえば「お待ちしていました」といいます。
その一言でクライアントを安心させ、セッションがまた今日もかけがえのないものになるであろうことをクライアントに予感させます。
また、ふだんの生活の中では、通りがかりの一言で、周囲の人間と十分な信頼関係を築いていきます。
たとえば、柔和な目でしっかり相手を見て「髪の毛切ったね」。相手の変化を見逃しはしません。
「先週、新しい仕事とったんだってね」など、相手の達成したことをはっきりと口にします。
「昨日、巨人勝ったね」。相手の好きなチームをちゃんと覚えています。
もちろん、家族に対しても、家族だからこそ、出会ったときの一言を、軽快で相手が受け取りやすいものにします。
「おかえり」「おはよう」「もしもし」
何百回、何千回と、同じ人との間で交わされる同じ言葉に、それでも"新しさ"をこめようとします。
あなたは職場の廊下などで誰かに出会ったとき、どんな一言を投げかけることが多いですか。
そしてそれを、どんなスタンスに立って相手に届けていますか。
『新 コーチングが人を活かす』(鈴木義幸著)より抜粋編集
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