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「当事者意識」という言葉に、どんなイメージを持っていますか?

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コーチングにおいて「アカウンタビリティ」とは、「主体的に自ら進んで仕事や事業の責任を引き受けていく意識や態度」「⼀⼈ひとりが、⾃分の責任において考え、⾏動を起こす意識や態度」を意味します。「当事者意識」という言葉に近いかもしれません。

私たちはときに「すべて私の責任だ」と自責の念で苦しんでしまうことがあります。

「当事者意識」というと「すべての責任を負う」というイメージなのかもしれません。しかし、「アカウンタビリティ」は、「自責」とは異なります。「私の責任」とすべてを抱え込むのではなく、自分が引き受けたことを実現するために、「⾃分に何ができるか」「他に何ができるか」と、あらゆる可能性に⽬を向けていく在り方です。

コーチ・エィで学ぶコーチングのマニュアルには、アカウンタビリティについて次のような記述があります。

「アカウンタブルでいる人は、周囲の人にも『君に何ができるか』『他に何ができるか』と問うことで、同じように彼らのアカウンタビリティにもアクセスしています」

この考え方に触れたとき、私の中にあった「当事者意識」のイメージは広がりを持ちました。困難を一人で乗り越えるのが当事者意識なのではなく、自分の責任を果たすために周囲を巻き込み、周囲と協働することなのだと思ったのです。それまで自分の内側へ内側へと向いていた意識が、外に広がった感覚がありました。

頑張る部下を自責で苦しませない。独りにしない。一人ひとりのアカウンタビリティを紡いで、組織の未来を創っていくのもまたリーダーのチャレンジです。
(以上、Coach's VIEW『頑張る部下を独りにしない』より抜粋編集)

まず、誰のアカウンタビリティにアクセスしますか?


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