eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
あなたの組織の「関係の質」は、今どのような状態でしょうか?
2024年05月03日
コーチングの中でこんな問いをクライアントに投げることがあります。
「これまでの競争力の源泉は何か?」
「これからの競争力の源泉は何か?」
あるクライアントからは「競争優位な組織文化」という答えが返ってきました。
かの有名なマイケル・ポーターは、競争優位の基本戦略として「コストリーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」を挙げていますが、そのクライアントは、商品力でも価格競争力でもなく「組織文化」によって競争優位を実現したいとおっしゃいます。
そのクライアントは、別の事業からある事業の責任者となり、新しく担当する事業の立て直しをミッションとされている方です。就任当時は「結果の質」に焦点をあてていました。それが、コーチングの取り組みによって、組織内の関係性に焦点をあてるように変化していきました。そして就任当時のことを振り返りながら、「当時はまるで液状化した地面の上に、建物を建てようとしていたものだった。関係性の質を高める取り組みを始めたことで、これからの事業の基礎となる杭を打ち込めた」とおっしゃっていたのが印象的に残っています。
先が見えない、変化の激しい時代だからこそ、こうした基盤の強化はより重要になっているように感じます。
(以上、Coach's view『「関係の質」から生まれる組織の競争優位』より抜粋編集)
「関係性の質」をさらに高めることで、組織にどのような変化が起きそうでしょうか?
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