eコーチング

eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。


大人になると「問い」が減るのはなぜ?

大人になると「問い」が減るのはなぜ?
メールで送る リンクをコピー
コピーしました コピーに失敗しました

なぜ、大人になるにつれて「問い」が減ってしまうのだろうか。

ひとつには、自分が「知らない」ことを開示することへの「緊張」がある。
更に「問い」は、「問われた側」にも緊張やプレッシャーを与える。

人は、正解の分からない複雑な問題に向き合うとき、多少なりとも不安になる。
「問い」が、問う側にも問われる側にも「緊張」を生むことは、避けられない事実なのである。

では、どうすれば我々はこのような「緊張」を乗り越え、日々のコミュニケーションの中でもっと積極的に「問い」を活用していくことができるのだろうか。

ひとつの案として、問いの表現に少しの工夫を加えることで、心理的ハードルを下げ、「一緒に考える空間」を生み出すことができる。

たとえば、枕詞をいれたり、言葉遣いや表現を変えたりするだけで、問いの印象は大きく変わる。

「今頭の中にパッと浮かんだことがあれば、どんなことでもいいので教えてくれませんか?」 (ハードルを下げる)

「もし予算の制限を無視できるとしたら、何に一番こだわりたいですか?」(仮定法を用いる)

「この商品を買ったお客様から、どんなセリフが聴こえてきそうですか?」(相手の五感を刺激する)

もし4歳児の様に会社を駆け回り、おもしろおかしく問いを投げ続けるリーダーが一人でもいたら。 あなたの組織は間違いなく、日々絶えず進化し続けることだろう。
(以上、Easterlies『問い ~もしあなたが、4歳児のように問うことができたなら~』より抜粋編集)

4歳児の気分で「問い」を投げかけるとしたら、どんな問いをしてみますか?


この記事を周りの方へシェアしませんか?

※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。

問い/質問 興味/関心

コーチング・プログラム説明会 詳細・お申し込みはこちら
メールマガジン

関連記事