eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
立ち止まって自己観察する時間を持っていますか?
2024年05月10日
先日、ある日系企業の上海拠点の経営幹部の方と打ち合わせをした際、こんな話が出ました。
「多くの管理職がオンラインミーティングを毎日開催している。ミーティングに参加している部下が多いこともあり、上司が部下に、業務上必要な情報を一方的に伝達するだけのミーティングになっている。正直、社員が実際どういう状態なのか把握できていない」
この話を聞いたとき「管理職の方々は何に意識を向けて、どんなことを感じているのだろう?」という問いが頭に浮かびました。
無意識に行動している限り、そこに変化を創り出すのは難しいはずです。立ち止まって「自分はいま何をしようとしているのか?」という問いを自分に投げかけたら、違う選択肢が生まれてくるかもしれません。
たとえば、情報を伝えた後に、部下がどんなふうに受け止めたかを聞いてみようと思うかもしれません。そしてその行動は、また違う部下との関わりに発展する可能性もあるでしょう。
働き方自体が変化している現在、私たち自身も変化する必要があります。そのためには、まず自分自身の状態を観察し、自分がいま何をしようとしているのかを立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
(以上、Coach's view『私はいま何をしようとしているのか?』より抜粋編集)
あなたは今、何をしようとしていますか?
この記事を周りの方へシェアしませんか?
※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。