マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!
絵で学ぶ3分間コーチ(6) アイディアと実行の間にある溝
2018年08月23日
マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。
コミュニケーションがその溝に橋をかける
イラストレーション 谷山彩子
すばらしいアイディアを思いつき、綿密なプランをつくったからといって、それがそのまま実行されるわけではありません。アイディアやプランと実行することの間には、大きな溝があります。そして、そのことは、個人についても組織についても、大きな課題のひとつです。
では、どうするのか?
その答えがコミュニケーションです。コミュニケーションこそが、アイディアやプランと実行との間の溝に橋を架けます。アイディアやプランを実行に移すためには、相応の量と質のコミュニケーションが必要なのです。
仕事の開始時、途中、終了時、あらゆる場面で、コミュニケーションが必要です。同時に、アイディアやプランを練る人たちと、それを実行する人たちとの間にどれだけ信頼関係が築かれているかも問われます。
〈3分間コーチ〉が、そのコミュニケーションと信頼関係を醸成します。そして、アイディアやプランと実行の間の溝に橋を架けるのです。
(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)
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