マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!
3分間コーチ エッセンシャル(14) 部下との会議こそ遅刻は厳禁! なぜなら、、、
2018年11月20日
マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。
部下の態度は、上司の態度の反映である。
さて、部下との打ち合わせや会議の時間に遅れる上司がいます。理由はいろいろあるのでしょうが、部下との約束の時間を破ることは、部下に対して、
「きみにはあまり価値がない」
「きみのことを大切には思っていない」
と言っているようなものです。それで部下が自発的に仕事をし、いい提案をしてくるとは思えません。部下の態度には、上司の態度が影響しています。それは間違いありません。
いくら正論を言ったからといって、それに部下が従うわけでもなければ、上司を尊敬するわけでもありません。部下の動きや態度は、ことばを交わす以前に培われている〈関係〉の厚みによって変化します。
(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)
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