マネジメントに使えるコーチング

マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!


絵で学ぶ3分間コーチ(10) 行動と達成のスピードを速める

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マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。

on goingなコミュニケーションで、スピードが加速する

イラストレーション 谷山彩子

業務の流れに沿って、必要な場面をとらえてコーチします。仕事のはじめ、途中、営業から戻ってきたとき、企画書を書いているとき、ちょっとアウトプットが遅れているとき、小さな進展があったとき、、、あらゆる場面で、コミュニケーションを躊躇しないことです。

それにより、部下にとっては(そして、上司自身も)、

  • 着手の前の躊躇の時間がなくなる
  • 無駄に迷っている時間を減らすことができる
  • 問題点が早くわかるので、早く手が打てる
  • 方向性がずれているとき、すぐに軌道修正ができる
  • アイデアをアウトプットすることによって、次のアイデアが生まれやすくなる
  • ポジティブなフィードバックによって自信を得、生産性が増す

といった状態になり、組織全体の行動と目標達成(場合によっては、目標や計画そのものの見直しや調整)のスピードが速まります。

(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)

3分間コーチ
ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術

著者:伊藤 守
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン


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