マネジメントに使えるコーチング

マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!


3分間コーチ エッセンシャル(20) 人が変わるのはどんなときか?

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マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。


人は、変化しないことのリスクが
変化することのリスクを上回った時にしか、
変わろうとしない。

多くの上司たちが、部下育成の大義の下、思いどおりに動かない部下をなんとか変えようと試みます。しかし、そもそも人は変化したがらないものなのです。

端から見たら、大きなチャンスだと思えるような変化でも、その変化を受け入れるかどうか、当の本人はずいぶん迷うものです。

なぜなら、新しい行動や変化を嫌うのは、理性ではなく、感情だからです。頭ではわかっても、身体がついていきません。

一般に、変化のリスクは現状維持のリスクよりも大きいと考えられています。人が変わるとしたら、変化するよりも現状維持のほうにより大きいリスクがあると判断したとき、または、変化による報酬がリスクに見合うか、それ以上のときです。

(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)

3分間コーチ
ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術

著者:伊藤 守
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン


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