マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!
3分間コーチ エッセンシャル(30) 上司がとるべきは◯◯な立場
2019年06月20日
マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。
平等な立場を上司がとることで、さまざまなメッセージを伝えることができる
少なくともコミュニケーションを交わすときには、お互いの関係は平等です。
年齢の違い、経験の違い、知識の違い、それを超えて平等であること。ことばを機能させるための第一の条件は、対等であることです。相手の価値を貶めるような態度は慎まなければなりません。もちろん、だからといって、部下におもねってはいけません。
コミュニケーションを交わすときには、平等な立場を上司がとることで、部下を認めているというメッセージ、部下に責任ある態度を求めるというメッセージ、そして、お互いに学ぶというメッセージを伝えることができます。
たとえ、指示命令、教育、トレーニングをするときであっても、同じ態度でいることが望ましいでしょう。
(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)
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