マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!
3分間コーチ エッセンシャル(31) 具体的な質問をする効果とは?
2019年07月04日
マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。
部下が質問できるようにするのが、上司の仕事
3分間は、〈コーチング・カンバセーション〉には十分な時間ですが、雑談を交えるには短すぎます。
できるだけ具体的に、そして、率直に本題に入りたいものです。
- 「スケジュールについて聞きたいことがある」
- 「会社のビジョンやミッションについて、どう思っているか聞きたい」
- 「営業のスキルについて尋ねたいことがある」
- 「ストレスはたまっていない?」
- 「休みのとり方、相談してね」
- 「パソコンなど、ツールの使い方で、困っていない?」
- 「人間関係、コミュニケーションについて、少し話そう」
このように、上司のほうが具体的な質問をしていけば、やがて、部下も具体的な質問ができるようになります。
要するに、上司が質問の仕方のモデルになることです。
そうやって部下に質問の練習をさせることもできるのです。
(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)
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