ハーバード大学医学大学院の外郭団体、「コーチング研究所/Institute of Coaching (IOC)」所蔵のコーチングに関する論文やリサーチ・レポート、ブログなどをご紹介します。
【論文】エビデンスに基づいたコーチングとは? エビデンスの強弱を区別する2軸のフレームワーク
2017年05月19日
ハーバード大学医学大学院の外郭団体、「コーチング研究所/Institute of Coaching (IOC)」のウェブサイトから、コーチングやリーダーシップに関する論文の要旨をシリーズでお届けします。
【論文】エビデンスに基づいたコーチングとは?エビデンスの強弱を区別する2軸のフレームワーク
著者: Grant, Anthony
掲載誌: International Journal of Evidence Based Coaching and Mentoring Vol. 14, No. 1, February 2016, 74-85
寄稿日: April 05, 2016
要旨:
コーチングに特化した、またコーチング関連の研究は、過去10年間で急増している。それと同時に、エビデンスに基づいたアプローチをコーチングに取り入れることへの関心も非常に高まっており、多くのコーチが、委託契約の中にエビデンスに基づいたアプローチを行うことを入れている。
しかし、エビデンスに基づいたコーチングがどんなものかについては、いまだ不透明であり、様々な研究とコーチングの実践との関連性をいかに見極めるかについて、公開されているガイドラインもほとんどない。
本稿では、エビデンスに基づいたコーチングの実践の特徴について論じた後に、広範な研究とエビデンスに基づいたコーチングの実践との関連性を明確にする2軸のフレームワークを提示する。
本稿の目的は、コーチングの実践に対するエビデンスに基づいたアプローチをより微細な視点から捉えることにある。
【翻訳】 Hello, Coaching! 編集部
【要旨原文】
What constitutes evidence-based coaching? A two-by-two framework for distinguishing strong from weak evidence for coaching (Summary)
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