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マネジメントとは?マネジメントに限界を感じている人へ〜3つの事例に学ぶ「マネジメントの変換点」
2018年11月29日
マネジメントの転換期には多くの場合、「危機」があり、そして、「視点の変化」があります。もしあなたが今、自分のマネジメントに限界を感じているのなら、それは「飛躍」のチャンスかもしれません。ちょっとした視点の変化が、組織を変え、業績に違いを生み出します。
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今回は、視点の変化がマネジメントに影響した3つの事例を紹介します。
下から上に向かう、組織の信頼マネジメントとは?
「組織の方向性を全社に浸透させたい。だから、現場に出て、直接、社員に働きかけよう。それを続ければ、きっと伝わるはずだ」
A社長はこう信じて、全国行脚を続けていました。
ピンマイクで舞台を歩きながら語りかける、日本人離れしたスタイルの社長プレゼンは評価上々でした。
- 社長の人柄が見えた
- 社長が近い存在になってきた
- 入社した時の気持ちに戻れた
プレゼンテーション直後のアンケートには、社長への感謝の声が散見されます。A社長は自らの全国行脚に手ごたえを感じ、意気揚々としていました。
一方で、社長の傍らには、全国の現場の状況を追跡調査する女性がいました。
「折り入って、社長には言いづらいご相談があるのですが...」
ある時、彼女から直接私に連絡がありました。
マネジメントの『行動』を見つける
Kさんは、現在セールスプロモーションの企画、コンサルティングを行う会社を経営しています。
15年前、25歳の時に主婦業の傍らとしてデータ入力を請け負う仕事を個人創業しました。
当時はまだ珍しかったSOHOという形態をうまく組み込み、3年後にはスタッフが16人、SOHOでデータ入力を行う登録者が100人を超えるまでにビジネスを拡大しました。
順風満帆だった事業に、ある事件が起こりました。
それは彼女にとってまさに青天の霹靂でした。
半年の間に、16人のスタッフ全員が会社を辞めてしまったのです。
現地社員の心をつかんだ、ある駐在員の行動
「『あの事実』が有ると無いとでは、ぜんぜん違う。後に身をもって、そう実感したんです」
先日、中国に5年間駐在されていた方に、ある印象的なお話を聞きました。
自らとバックグラウンドの異なる現地社員たちを、いかに「その気」にさせ、チームに一体感を持たせることができるか?
海外拠点の駐在員が、リーダーとして常に問われるテーマです。
「私は仕事を通して自分の成長を実感している」
「私はこの会社を成長させたい」
現地社員にこう思わせることができる駐在員と、そうでない駐在員がいるとしたら、一体その「差」はどこからくるのでしょうか。
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部下やチームの力を高め成長を支えたい コーチングマネジメント を学ぶ
・コーチングマネジメントを仕事にどう活かせるのか?
・なぜ参加者の98%が、仕事での成果を実感しているのか?
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