eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
質問するとき、どんなことに気をつけていますか?
2017年01月19日
私たちはふだん、自分の知りたいことや確認したいことを得るために質問をします。
つまり、「自分のために」質問をするのです。
一方、コーチングでは、「相手のために」質問をします。
その質問について考え、答えるプロセスを通して、
本人さえ気づいていない可能性や気づきを引き出し、
アイディアや行動を促すことが目的です。
そうした質問をするためには、
「自分のための質問」とは違った工夫が必要となります。
たとえば、次のようなポイントを心がけると、
「相手のための質問」を効果的につくりやすくなります。
1 まず聞く
優れた質問をするためには、まずは相手の言っていることを正確に理解することが必要です。
2 質問をする前に考える
何の目的で質問をするのかを明らかにします。
その目的は、相手の可能性や能力の開発、行動促進に役立つものですか?
ただし、考えるのは相手の話を聞き終わってからです。
聞きながら考えると、相手は「聞かれていない」と感じてしまいます。
3 答えを誘導する質問は避ける
誘導的な質問の仕方には、相手は漠然とした不信感を募らせるでしょう。
4 質問はシンプルに
不必要な言葉を付け加えると、
いったい何を聞いているのか、相手も自分もわからなくなってしまいます。
相手を尊重したり、敬意を払ったりすることは大切ですが、
遠慮やおもねりは会話のは障害となります。
5 質問は1回にひとつ
同時に2つ以上の質問を投げかけると、混乱を引き起こします。
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