あなたのエネルギー充填度は今どのくらい？

車が走るためにはガソリンが必要なように、人が行動するためにはエネルギーが必要です。

行動することばかりに躍起になってエネルギーの補充を怠ると、ガス欠になって思いがけないトラブルが発生することもあります。

もしあなたが誰かをコーチする立場にあるとしたら、車を走らせるときガソリンの残量をこまめにチェックするように、その人のエネルギーの充填度に絶えず意識を向けている必要があります。

もし頻繁にあなたの部下がガス欠に陥るようだったら、彼のエネルギーを補充するシステムをいっしょにつくってみてはどうでしょうか。

車を走り続けられるために「定期的」にガソリンを注入するように、その場限りの打ち上げ花火ではなくて、毎日あるいは少なくとも２、３日に１回はエネルギーが注ぎ込まれるシステムを。

一方的に「これをやれ」というのではなく、質問をして相手に考えてもらいます。

「どうしたら定期的に自分のエネルギー補充をできると思う？」

もちろん、いいアイディアをあなたが持っていたら「提案」してみるのもいいでしょう。

『エネルギーを補充する、人それぞれの方法を見つける』

「コーチングが人を活かす」（鈴木義幸著）より抜粋編集