eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
心からの気遣いを示すために、具体的にどんなことをしていますか?
2019年12月16日
人はそもそも、他人を気にかけたり、他人から気にかけられたりすることを望むものです。
自分が、大切な存在であることを確認したいのです。
しかし、残念ながら、日々の多忙な仕事環境の中で、私たちは、こうした基本的なことをつい忘れてしまう傾向にあります。
どんないそがしさの渦中にあっても、リーダーは、次のような具体的な取り組みを通して、チームおよび各チームメンバーに対して、心からの気遣いを見せる必要があります。
●チームメンバーのそれぞれが大切にしていることを知り、定期的にそのことについて尋ねる
チームメンバーの個人的な側面についても知り、折に触れ、尋ねることは、彼らに関心を寄せていることを示す最高の表現方法です。そうすることで、チームメンバーに「気にかけている」ということを示すだけでなく、チームメンバーの動機や価値観についての情報を得ることもできます。
チームメンバーからすれば、仕事の生産性ばかりでなく、人として気にかけてもらっていることを実感するため、リーダーへの信頼にもつながります。
ただ、個人よって、距離のもち方には好みがあるので、無理な距離のもち方を強制しないことも重要です。
●毎朝、各メンバーの様子を確認する
調子はどうか?
その日のスケジュールはどうなっているか?
メンバーがリーダーに報告すべきことはないか?
メンバーに報告すべきことは何か?
ひとりに3-5分ほどの時間を投資するだけで、信頼だけでなく人間関係も築かれ、さらに系統だった情報交換まで行うことができます。
できるマネジャーが実践しているコーチングマネジメントのススメ 第2回
「心からの気遣いを示す」より抜粋編集
この記事を周りの方へシェアしませんか?
※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。