eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
どのくらいの頻度で、部下のデータベースをアップデートしていますか?
2021年01月15日
今、皆さんの目の前にいる部下は、本当に、昨日の部下と一緒でしょうか?
もし昨日と同じ質問をしたら、部下は昨日と全く同じ考えや答えを言うのでしょうか?
おそらく、昨日の部下は、昨日の仕事の後に、誰かと会い、誰かと会話をし、何かに触れ、新たな知識を得、そこから刺激を受けることで、考え方が微妙に変化しているはずです。とすると、もはや別人になっているとも考えられ、昨日の関わり方が、今日も通用する保証はない、ということです。
「"真の"個別対応」への第一歩は、部下への「関わり方」を「完成させない」と決めることから始まります。
「Aさんは、結果を重視するタイプだから、思い切って全部任せてきた。けど、今日のAさんはどうだろう?」
「B君は、プロセス重視なので、こまめに関わって、彼の相談にはすぐに乗るようにしてきた。が、彼の成長を考えると、思い切って任せてみたらどうなるだろう?」
ちょっとした違いですが、「部下のいつも」との違いに気づき、「新しい関わり方」が見えてくる可能性があります。
部下への「関わり方」を「完成させない」ことで、新鮮な興味関心を手に入れることができるはずです。
そして、「関わり方」を「変化させ続ける」ことで、部下を「最速で」成功させる方法を手に入れることができるかもしれません。
Coach's VIEW
「『完成させない』技術」
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