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レジリエンスを高めるために何をしていますか?

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「レジリエンス」という言葉があります。元々は物理学の言葉で、「外力による歪みを跳ね返す力」という意味です。これが転じて、「精神的回復力」「抵抗力」などの意味を表す心理学用語として昨今は使われています。

マネジメントの世界で「彼はレジリエンスが高い」と言えば、大きなストレスに遭遇しても、それをもろともせず、前に進んで行けるような人のことを表現します。

このレジリエンスを、どうすると高く保つことができるのか。いろいろと方策は論じられていますが、一つの大きなキーファクターは、「自分の役割に付随してくるであろう『やっかいなこと』までを、あらかじめ引き受けてしまうこと」だと思います。

何も、管理職や経営者という役割に対してばかりではありません。

親として、地元のスポーツチームの監督として、あるいはマンションの管理組合の理事として...。どんな役割を引き受けても、「やっかいなこと」は必ずついてきます。

「子どもが学校で問題を起こす」
「チームの子どもの親から『なぜうちの子をレギュラーで使わないのか』とクレームを言われる」
「組合員がやる気がなく誰も会合に集まらない」など。

何をやっかいだと思うかは、人によって元々差があると思いますから、まずは、「あなたにとってのやっかいなこと」を、イメージしてみてください。

そして、ぜひ、それらを「あらかじめ」心の中で引き受けてみてください。
いざというときのレジリエンスは、間違いなく高まりますから。

(以上、Coach's VIEW『リーダーに必要な折れない心 ~ レジリエンス ~ 覚悟を決めると何が変わるのか』より抜粋編集)

あなたにとって、「やっかいなこと」とは?


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