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「一緒に考える」とは、そもそもどういうことでしょうか?

「一緒に考える」とは、そもそもどういうことでしょうか?
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自分の考えを相手に一方的に伝えるだけでは、当然「一緒に考える」とは言いません。では、相手の意見を求めればいいのか? それだけでも「一緒に考える」とは言えないでしょう。また、話をすることで、自分の頭が整理されたり、考えが順序立ったとしても、「一緒に考えた」とは言いません。

「一緒に考える」とは、実現したいことや目的に向けて、そこに新しい理解や意味、解釈が生まれることです。誰かの意見に賛同することでも、相手をねじ伏せて、自分の意見を押し通すことでもありません。そこに参加するすべての人の想定や期待を超えたものが生まれる場をつくる。それが「一緒に考える」ということなのだと思います。

それを実現するためには、お互いの「違い」を顕在化させつつ、そこに新しい理解や意味、解釈を創り上げていくプロセスが必要です。

そう口で言うのは簡単ですが、両者の違いが顕在したときに、違いにオープンであり続け、それによって自分の前提が揺らされることを許容するのは、そう簡単なことではありません。相手が明示した違いを攻撃したり、自分の前提を擁護するような論陣を張ったりしては、到底「一緒に考える」ことはできません。
(以上、Coach's VIEW『「一緒に考える能力」とは?』より抜粋編集)

「違い」に対して、あなたはどんなスタンスをとりますか?


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