eコーチングは、影響力を高めたいリーダーのためのわずか1分のミニコーチング体験。視点を変える質問と、すぐに試すことができるヒントで選択肢を増やし、リーダーとして起こすべき変化をいますぐ起こしてみませんか。
未来を描くために、どんな問いかけをしていますか?
2024年01月26日
手に入れたい未来を描き、そこにたどり着くために彼ら自身が何を身に着ける必要があるかを尋ねても、なかなか答えが出てこないことがあります。時に、私がそれを問いかけると、まるでいまの自分を否定されていると感じられることもあるようです。
そんなとき私は、何を身につけたいかではなく、現在クライアントがどのようなネットワークを持ち、その中で何を話しているのかを棚卸しする問いかけに変えるようにしています。なぜならそうすることで、クライアントは自分自身を客観的に捉えることが可能になるからです。
いったん「現在」が見えてくると、今度は、手に入れたい未来に向けての問いかけをしていきます。
未来に向けて、話す内容をどのように変えたいと思っているか、誰ともっと話してみたいのか、もっと話した方がいい人を紹介してくれたり教えてくれたりする人は誰か。
そうやってネットワークを豊かにする対話をしていると、自然とクライアントが「ちょっとあれをやってみよう!」「あの人に聞いてみよう!」と、軽やかに動き出す瞬間が来ます。
(以上、Coach's VIEW『未来は今ここでする対話の中にある』より抜粋編集)
未来に向けて、もっと話してみたいのは誰ですか?
この記事を周りの方へシェアしませんか?
※営利、非営利、イントラネットを問わず、本記事を許可なく複製、転用、販売など二次利用することを禁じます。転載、その他の利用のご希望がある場合は、編集部までお問い合わせください。