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ネガティブなフィードバックにショックを受けている相手に、どう接しますか?
2024年03月01日
思いもよらないフィードバックにショックを受けている相手を目の前にして、良かれと思って「自分もそういうことがあったよ」「相手はこんな気持ちだったんじゃないか」といった声をかけることがあります。少しでもショックを和らげてあげようとネガティブな出来事に意味づけをしてあげる行為ですが、それはフィードバックをもらった人の中にある、行き場のない気持ちを押し殺させることになりかねません。
人は常に「意味」を欲しています。この人生を生きる意味、この仕事をやる意味など、無意識のレベルで、とても強く「意味」を手にしたいと思っています。「意味」とは、その人の人生のストーリーとのつながりです。
そしてとても大切なことは、その人にとっての「意味」を見つけることは、その人自身にしかできないということです。他者にできるのは、本人が自分の身に起こった出来事を本人が自分の力で消化できるように支援することだけです。そのために、ただただ話を聞く。
私たちは、ただ聞いてもらうこと、「そうだったんですね」と否定も肯定もせずに聞いてもらうことで、ネガティブな感情を消化することができます。感情と少し距離をもてるようにさえなれば、自分の身に起こった出来事に意味を見出し、自力で軌道修正ができるようになるものです。
(以上、Coach's VIEW『フィードバックから始まる「意味づけ」の旅』より抜粋編集)
ただ聞く。そのためにどんなことを意識しますか?
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