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相手の話をしっかり聞くために、どんな工夫をしていますか?
2019年01月07日
部下の話を聞いたほうがいいことについては、誰でも同意します。しかし、それを実行するためには、知識と練習が必要です。
私たちは1分間に100から175単語を話します。しかし、1分間に聞くことができる単語数は600から800といいます。つまり、頭のほんの一部分しか聞くことに集中していないため、すぐに他のことに気をとられてしまうのです。聞いているふりをしていながら、頭はどこかを「お散歩」して
ですから、「聞く」ということに注意を向ける。そのためには、聞くことに向けて、自分に課題を与えるのです。
・メモを取る
・相手が言った言葉をときどき繰り返す
・質問をする
・フィードバックをする
・相手がもっと話してみたいと思える、目つきや顔つきをする
・どんなふうに聞いたら話を続けたいと思うかを、相手に聞く
・今話していて、話しやすいかを相手に聞く
・自分の聞きかたにフィードバックを求める
「聞く」は同意や賛成とはまったく別のものです。積極的に聞くことは、部下の存在をまず受け入れることです。今、目の前で話している部下が、なにを感じていて、なにを思っているのか、積極的に理解しようとすることです。
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