Global Coaching Watch では、海外コーチのブログ記事の翻訳を中心に、世界のコーチング業界のトレンドやトピックスをお届けします。
世界のコーチング資格
2016年08月04日
資格は、ある分野における知識、経験や専門性をもっていることを証明するものです。
コーチングの分野にも資格があり、前回紹介したコーチング団体がそれぞれ資格を提供しています。
国際コーチング連盟(ICF)の資格には、次の3つがあります。
アソシエイト認定コーチ Associate Certified Coach(ACC)
プロフェショナル認定コーチ Professional Certified Coach (PCC)
マスター認定コーチ Master Certified Coach(MCC)
欧州メンタリング&コーチング協議会(EMCC)の資格は、次の4種類です。
ファウンデーション Foundation
プラクティショナー Practitioner
シニア・プラクティショナー Senior Practitioner
マスター・プラクティショナー Master Practitioner
コーチング協会(AC)の資格も4種類です。
ファウンデーションコーチ Foundation Coach
コーチ Coach
プロフェショナルコーチ Professional Coach
マスターコーチ Master Coach
資格を取得するには、さまざまな必要条件があります。
たとえば、国際コーチング連盟(ICF)の場合は、以下のような条件が挙げられます。
コーチング資格の取得条件の一例
アソシエイト認定コーチ(ACC) | プロフェショナル認定コーチ(PCC) | マスター認定コーチ(MCC) |
---|---|---|
・ICFが認定するコーチ・トレーニング・プログラムの修了(最低125時間) ・8名以上のクライアントと最低100時間のコーチングを実施 ・コーチングの知識を確認するためのテストへの合格 |
・ICFが認定するコーチ・トレーニング・プログラムの修了(最低125時間) ・25名以上のクライアントと最低750時間のコーチングを実施 |
・200時間の専門トレーニングの修了 ・10時間のメンターコーチングを実施 ・35名以上のクライアントと最低2500時間のコーチングを実施 ・コーチング実技審査を受ける |
参考情報:
International Coach Federation
European Mentoring and Coaching Council (UK)
Association for Coaching
(2016年時点)
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