マネジメントに使えるコーチング

マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!


3分間コーチ エッセンシャル(38) 協力し合う環境をつくるには?

3分間コーチ エッセンシャル(38) 協力し合う環境をつくるには?
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マネジメントにコーチングを取り入れようと思ったら、スキルを学ぶより何より、まずは部下と話す時間をつくること。たった3分でも充分です。3分間の積み重ねは、きっとあなたのマネジメントに大きな違いをもたらします。


互いの目標を公開すると、
その達成について協力し合う環境が生まれる。

個人の目標設定が終わったからといって、それで終わるわけではありません。

部下を取り巻くチームメイトや上司、さらには部下の部下たちは、彼の目標を知っているのか、それを確認する必要があります。

「彼の今月の目標は?」

「で、彼のWIIFMは?」

目標達成も、物事の実現も、たった一人でやれるわけではありません。

それらはつねに、周囲との関係、協力によって達成されるものだからです。もし、目標達成に対して、単独でエベレスト山頂を目指すようなイメージを持っているとしたら、ただちに、その絵を描き変える必要があります。

そこには、必ず、周囲のサポートと物心にわたる協力があります。そのような環境をつくり上げていくためにも〈問いかけ〉ます。

「彼の目標は?」

「彼のWIIFMは?」

互いの目標達成に向けて協力し合う環境づくり、それもマネジャーの仕事です。そして、そのために必要なのは、まず、互いの目標とWIIFMを知ることです。

WIIFMとは?

(『3分間コーチ ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』より抜粋編集)

3分間コーチ
ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術

著者:伊藤 守
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン


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