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『問いの共有』が行動を起こす

『問いの共有』が行動を起こす | Hello, Coaching!
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どんな場面で、どんなタイミングで、部下をコーチするか。これは、マネージャーにとって、大きなテーマかもしれません。しかし、前提をつくっておくことで、いつでも、どんなときでも、コーチすることが可能になります。


それは、「問いを共有すること」です。

社内において、また、チーム内で「問いの共有」があれば、それについて、部下にいつでも声をかけ、その「共有されている問い」について話し始めることができます。 また、自由に話させることもできます。

一人ひとりに対して個別に問いかけるのではなく、全体で、未来に向けて、問いを共有するのです。

「近い将来、我々が遭遇するリスクには何があるだろうか?」
「我々のサービスは今、世界一だろうか?」
「今、仕事に情熱をもちこんでいるか?」

部下は、こうした問いを投げかけられることによって、ふだんはもっていなかった視点をもつことになります。

自分だけの小さな世界から、もっと大きな世界からの視点、複数の視点をもつことになるのです。

それによって、組織の中における自分の責任や、役割に対する意識も高まります。

「わかったつもり」から、「行動」へ

また、「問い」には、「わかったつもり」から、「行動」へと移行させる力があります。問われれば、どうしても、「わかったつもりでいたのに、まだわかっていないことがあった」ということに、気がつかないわけにはいきません。「わかったつもり」とは「安定」した状態です。いわば、現状に胡坐(あぐら)をかいた状態だから、行動は起こりにくい。

「わかったつもり」になっている人たちは、

「そんなことはもうわかっている」
「だから、言っただろう」
「だって、こうなんですから」

と決まり文句を言います。彼らの行動は遅く、パターン化していて、ときに、強面の上司ですら彼らを動かすのはむずかしいものです。

けれども、恒常的に問われ続けると、「わかったつもり・安定」から「わからない・不安定」へとシフトしないわけにはいかなくなります。 すると、どうなるか?行動が起こるのです。

人は不安定になると、安定するために行動を起こします。これは、仕事のアサインや新しい役割を任命するなどの
よいタイミングとなります。

「問いの共有」のもう一つの大切な働き

もう一つ、「問いの共有」には、大切な働きがあります。というのは、いずれにしろ、私たちは、頭の中で常にほとんど決まった問いかけをしているからです。

「このままでいいんだろうか?」
「大丈夫だろうか?」

この「問い」は無意識に発せられる「問い」なので、別の「問い」を積極的に起こさない限り、放っておくと、頭の中はすぐにこれでいっぱいになってしまいます。

だから、これらの「問い」の居場所がなくなるよう、常に、未来に向けた「問い」を共有し続ける必要があるのです。

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