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組織活性化とは?組織活性化を実現したいリーダーがとるべき方法を3つの事例で紹介
2018年11月16日
あなたの組織は活性化していますか?
組織の状態は、リーダーであるあなたのあり方が反映されています。
強い組織をつくるリーダーは、具体的にどんな方法で組織活性化を図っているのでしょうか?
今回はその具体的な事例を伝える3つのコラムをご紹介します。
組織を成長させるリーダーのあり方
みなさんの組織は、日々成長していますか?
シンプルに言えば、属する一人ひとりが成長すれば、組織は全体として成長します。たった一人の、桁違いな成長が組織を一気に変えることもあるかもしれません。ただ、組織が長い間、強くあるためには、ひとり一人の成長は欠くことのできないものです。
では、どうすれば、個人は組織の中で成長していくことができるでしょうか?
先日、Jリーグチェアマンの村井満さんに弊社で講演をしていただきました。村井さんはリクルートで人事担当執行役員、グループ事業会社社長を務めた後、Jリーグの再生を託され、チェアマンに転身しました。
この村井さん、チェアマンに就任して、ある事に興味を持ちました。
Jリーグのチームに入って、2~3年で引退に追い込まれる選手もいれば、世界で活躍し代表に選ばれる選手もいる。
その違いはいったい何に起因するのか?
変革リーダーに大切なこと
今年は、国内外でリーダーが交代する場面が多々ありました。
今年最後の機会に、「変革リーダー」には どんな姿勢や特性が求められているのか、 フォロワーたちは、どんな期待を「変革リーダー」に寄せているのかを 改めて考えてみたいと思います。
先日、ウェブアンケートで「変革リーダーに必要な特性」について 読者の皆様にお尋ねし、424名の方がご回答くださいました。
結果は以下の通りでした。
強い組織が大事にしている2つのコミュニケーション
元メジャーリーガーで、現北海道日本ハムファイターズの投手コーチ、吉井理人さんの講演を聞きました。
吉井さんには、コーチになったばかりの頃の苦い失敗体験があるそうです。力んで投げる若手投手に「力を抜いてみろよ」と、アドバイスしたところ、その選手は「そうですね」とフォームの改良に取り組みました。しかし徐々に彼本来の投球感覚を見失い、最終的には、元のフォームに戻すことすらできなくなってしまった。そんなお話でした。
吉井さんは、この忘れがたい経験を通して、自分の感覚と選手の感覚は別のものであり、自分の考えを伝えるだけでは、選手の力を十分に引き出せないことを痛感したそうです。
その後、吉井さんは筑波大学大学院で野球のコーチングについて学び、今では選手に「どうしたい?」と尋ねるようにしているそうです。
このエピソードからは、上の立場であっても、指示だけでなく、相手の話を聞くコミュニケーションに価値があることが分かります。
こうしたコミュニケーションの重要性は、2009年のニューヨーク上空でも実証されました。
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