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成功するチームのつくりかた〜うまくいくリーダーが意識している3つのこと
2018年12月18日
あなたは、チームをうまくいかせるために、普段、どんなことを意識していますか?
成功しているチームには、「特徴」があります。 そして、チームをうまく活かせるリーダーは、その特徴へと導く「関わり」をしています。今回紹介するのは、そのヒントとなる3つのコラムです。
成功するチームに必要なもの
「完璧なチームはいったい何が違うのか?」についてGoogleが社内調査した結果が2016年2月のThe New York Timesに掲載されました。
Googleは、どんな取り組みをもデータで検証することで有名です。Googleの人事施策について書かれて話題となった書籍『WORK RULES !』にもその一端が垣間見え、読まれた方も多いのではないでしょうか。
記事を担当したCharles Duhigg記者によると、Googleの取り組みは、180ものチームを分析し、成功しているチームのパターンを調べたもので、以下のような、いく通りの観点から調べても、当初は成功パターンが見つからなかったそうです。
- チームのメンバーが同じ趣味を持っているかどうか
- オフィス外でどれくらい交流しているか
- 友達のような仲なのか、ビジネス上の関係なのか
そして、Googleが試行錯誤の末にたどり着いたのは、「心理的な安心感:psychological safety」という概念だったそうです。
さらに、記事ではチームに関するほかの研究にも触れています。
組織を勝利に導く「経営チームのリーダーシップ」
今、組織が直面するチャレンジは、「リーダー1人」の力を頼るには、あまりに複雑で危険なものになってきています。
欧州で大型の買収を手掛け、現地でPMI(経営統合)の中心に飛び込んだA氏。日本企業の中に、出自の異なる複数の非日系企業を融合させるミッションで現地に赴任しました。
はじめての海外経験、外国語でのビジネス。多方面でリストラクチャリングの断行が必至で、経営層を大幅に入れ替え、組織は揺れに揺れました。
しかし、着任後1年半。見事、成長軌道に乗せることに成功しました。
ここまで来たことについて、A氏は不可能だと思ったことは一度もなかったそうです。
「チームワークの勝利です。自分1人だったら、とっくの昔に失敗していたでしょう。しかし、成功にむけて『誰と組んでも良い』『最高のチームで乗り込め』と社長から指示されました。なので、互いの強みや弱み、専門性を補うことのできる、最高のメンバーでチームを組みました。さらに、本社も部門を越えてサポート態勢に入ってくれ、"全社ALL"でつかんだ勝利だと思います」
「すぐに聞ける」チームの創り方
人はなぜ、自分がうまくいかないとき、その原因をすぐ人に聞けないのでしょうか。
「自分の力で原因を探したい」
「人に聞くなんてプライドが許さない」
「そもそも人に聞くのがイヤ」
「相手の時間を取るのは迷惑だ」
「そんなことも知らないのかとフィードバックされたくない」
理由はそんなところかもしれません。
私も例外ではありません。
もちろん、人に聞く前に、自分で調べられることはたくさんあります。でも、グーグルで調べられないことほど、「人に聞く」と早く解決できることも、多々あります。
▼このコラムを読む
https://coach.co.jp/view/20180509.html
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