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組織にコーチングカルチャーを築く #7 コーチ型マネジャーおよびリーダー(ICF調査レポートより)

組織にコーチングカルチャーを築く #7 コーチ型マネジャーおよびリーダー(ICF調査レポートより)

国際コーチ連盟(ICF: International Coach Federation)の最新リサーチレポート『 Building a Coaching Culture with Managers and Leaders (マネジャー、リーダーとともにコーチングカルチャーを築く) 2016 』を数回に分けてシリーズでお届けします。


#7 コーチ型マネジャーおよびリーダー

この調査では、組織で使われている3つのコーチングの方法の中で、「コーチ型マネジャーおよびリーダー」が、最も広く利用されているものとして挙げられた。コーチングスキルを使う目的として認識されているものは、マネジャーおよびリーダーと、人事(HR)/人材育成(TM)/学習開発(L&D)部門の回答者の間で若干異なっている(図10)(下図を参照)。

どの回答者グループも、「パフォーマンス向上」を最大の理由として挙げているが、コーチ型マネジャーおよびリーダーは、コーチングを、「部下との関係向上の機会」と捉える傾向が強いようだ。「信頼の構築」、「個人の成長促進」、「他者の自信強化」、「仕事の満足度向上」に関しては、コーチ型マネジャーおよびリーダーと、人事/人材育成/学習開発部門の回答者との間では、10%(パーセントポイント)以上の開きがあり、コーチ型マネジャーおよびリーダーの方が、これらの項目に高い点をつけている。

「パフォーマンス」、「開発」、あるいは「関係構築」は、そのすべてが適切な動機となり得る。というのも、コーチングの目的は、その人がその時何を必要としているかによって変わってくるからだ。

コーチングを活用する目的については、それぞれが自らの視点だけにとらわれることのないよう、人事/人材育成/学習開発部門は、コーチングスキルを活用する目的について、マネジャーやリーダーとオープンな対話をもち、双方が目先にとらわれないように気をつける必要がある。

コーチングスキル活用の目的

コーチ型マネジャーおよびリーダー 人事・人材管理・人材開発部
1位 パフォーマンス向上のため パフォーマンス向上のため
2位 専門的な成長を促進するため 生産性向上のため
3位 信頼構築のため 専門的な成長を促進するため
4位 生産性向上のため 社員同士のエンゲージメントの改善のため
5位 社員同士のエンゲージメントの改善のため チームワーク向上のため

【翻訳】 Hello, Coaching! 編集部

【原文】
Building a Coaching Culture with Managers and Leaders (2016); International Coach Federation in partnership with Human Capital Institute

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