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組織にコーチングカルチャーを築く #16 なぜコーチングスキル・トレーニングが望ましいとされるのか(ICF調査レポートより)
2017年04月27日
国際コーチング連盟(ICF: International Coach Federation)のリサーチレポート『 Building a Coaching Culture with Managers and Leaders (マネージャー、リーダーとともにコーチングカルチャーを築く) 2016 』を数回に分けてシリーズでお届けします。
IN YOUR WORDS
なぜコーチングスキル・トレーニングが望ましいとされるのか
(以下、マネージャーの回答より抜粋)
社員のポテンシャルを開発する
「組織力を強化し、社内のあらゆるレベルにおいて次の世代を育てていく目的で、周囲の社員の開発を促すものです。」
「組織を活性化し、社内のあらゆるレベルで後継者プランを構築するために、社員の開発を促します」
「コーチングスキルは社員の力を最大限に活用するために、なくてはならないものです」
キャリアアップ
「コーチングスキルは、個人のスキルを高めることのみならず、キャリアアップにも役立ちます。個人的および仕事上の人間関係を良好なものにする助けとなることと思います」
管理に代わる手段となる
「社員を"管理"しようとする試みに比べると、コーチングは社員を支援するためのより優れたツールだと思います」
(以下、人事・研修・L&D(学習と開発)担当者の回答より抜粋)
マネージャーやリーダーをトレーニングする
「私がコーチングスキル活用のトレーニングを受ける一番の理由は、組織のリーダーやマネージャーがコーチングスキルを使いこなせるような訓練を支援することで、社員たちがパフォーマンスと行動を向上し、個人や組織の成功につなげるためです。」
チームの開発を支援する
「自分のチームを支援し、彼らのパフォーマンス向上のために最大限のポテンシャルを把握し、引き出すために、私にはコーチングスキルが必要です」
「社内コーチング」を社内に定着させる
「私は社内コーチになることに興味があります」
キャリアアップ
「360度サーベイの結果からフィードバックを得て、キャリア開発プランを作成し、成長するために行動する手助けをします。キャリアアップするに従い、自分のスキルの幅と市場性を広げたいと思っています」
チームの機能とコミュニケーションを向上させる
「コーチングは、リーダーと社員との間のコミュニケーションをより円滑なものにすることができます」
【翻訳】 Hello, Coaching! 編集部
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