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最強のチームになるための4つのステップ

原題:Team Optimization: Becoming All You Can Be, Together | by Mark Snow
最強のチームになるための4つのステップ
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私は「チーム」という言葉をいい加減には使わない。

チームとは、ワークグループ、部門または肩を並べて仕事をする人たちを表す他のいかなる表現とも全く異なる。文字通りまたは比喩的にもそうだ。

チームの一員になるということは、ワークフローのつながり以上を意味する。それは、共通のミッションを共有すること、私欲の無いゴールの追求、そしてチームに貢献する個々のメンバーに対して以上に、結果に対して責任を持つ役割を受け入れることである。

とはいえ、チームの調和とは与えられたものではない。たとえ、善意のある人たちが正しい「チーム」の概念を持っていたとしても、である。対立は起こりうるし、もしかすると、起こるべきかもしれない。

チームとは、それぞれが独特な集合体である。チームメンバーの素質や行動に基づく力学によって、仲たがいあるいはそれ以上の悪い状況を招く可能性もある。しかし、個々が自己認識の感覚を持つことで、または他のチームメンバーを意識することで、どのチームも個の集合体ということを超越して、ワークグループや部門が希望しても決して届かない高みに到達できるのである。

以下が、チームを最適化するための4つのステップである

ステップ1:お互いを理解する

チームメンバーはそれぞれ、底流にあるチームの行動によって、ポジティブにもネガティブにも動機付けられる。しかし、成功はチームの内側から始まる。チームメンバーがそれぞれ、自分の気質や好みをよりよく理解していると、(例えば、どれだけ早く決断を好むか、他のチームメンバーとの個人的なつながりの深さ、チーム内のストレスに対する共通の反応)そしてそれを、チームメンバーとの似通った知識と組み合わせれば、おし進める時、耐える時、そして従事する時が、より早く分かるのだ。

ステップ2:同意する

ほとんどのチームは不明瞭なミッションやビジョンのもとで仕事をしている。ミッションとビジョンは、一般的に経営陣の企画会議にゆだねられているものだが、組織全体にとって重要であるのと同様に、チームにとっても重要なものである。 共通のミッションを忠実に共有するチーム同志は、お互いを非難し合うものである。彼らは手段も行動も互いに譲らないままゴールに向かう。もし、チームメンバーがそれぞれ異なる理想を評価し、それに基づいて行動すれば、チームはまるで舵のない船のような行動をとる。目標もなく一方から他方に流されていってしまうのだ。

チームのミッションにコミットするということは、チームが決断する際に共通の長期目標を持つことだけを指すのではない。同じ道筋を辿って同意するということも意味するのだ。

ステップ3:ネガティブを回避する

前述したようにチーム内に対立は生まれる。しかし、ある特定のネガティブな特性や行動を断固として受け入れないチームには大きなアドバンテージがある。避けるべきネガティブな特性(たとえば強引さ、優柔不断、または反応的など)を特定することで、次にどのような行動が違反行為につながるかを確認できる。

ここで再び例をあげよう。反応的な行動とは、緊急のトラブル対応のために、重要な長期プロジェクトの優先順位を何回も下げることかもしれない。このような行動がきちんと確認できれば、事態が発生する頻度を、文字通りグラフ化することもできるだろう。繰り返し起こる最も有害なチーム内の違反行為を取り除けたならば、どれだけ生産性が増すだろうか?

ステップ4:自らアカウンタブルになる

ここからが難しいところだ。チームメンバーはそれぞれ、時間をかけて最初の3ステップを自分と関連づけて考え、自身がチームに及ぼす影響を書きとめておくべきである。自分が変わるよりも他人にアドバイスするほうが容易であるのが常だが、最適のチームになるには以下の4つの質問に正直に答えるべきである。

偉大なチームになるために:

  1. 私が今やっていないことで、直ちにやり始める必要があるものは?
  2. 私が今日、やめるべきことは?
  3. 主張したり、もっと活用すべき私の強みは?
  4. 私が控えた方がチームの利益になることは?

筆者について

マーク・スノー (Mark Snow)氏は、過去15年以上にわたり、数百の企業に対する様々な業績向上に向けた取り組みに従事している。ICF(国際コーチ連盟)で認定されたアセスメントを販売するAssessments 24 X 7社のプログラム開発担当副社長。
Webサイトはこちら

【翻訳】Hello, Coaching! 編集部
【原文】Team Optimization: Becoming All You Can Be, Together
(2017年10月25日に掲載された記事の翻訳。著者の許可を得て翻訳・掲載しています。)


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